【 今宵の星空 】

 

☆★☆ ホームズ彗星 ☆★☆

周期は約7年でめぐる17P/ホームズ彗星は、17等級のごく淡い小さな彗星として見えていましたが、
昨年…2007年10月24日から25日にかけて、バーストを起し、40万倍も増光、2.5等級の肉眼彗星と
なりました。 …今年の動きが楽しみです♪

 

   +++++++ 1月 +++++++

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タットル彗星接近

1月27日

毎年12月22日頃ピークになるこぐま座流星群の母体として知られる、
周期13.6年でめぐる8P/タットル彗星が、久しぶりに好条件で見られます。
明るさは6〜7等級と予想され、夕方の空で南下していくところが双眼鏡
なら観測できます。

 

   +++++++ 3月 +++++++

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  惑星大集合 

 初旬頃 

夜明け前の東の空には、明けの明星『金星』や木星・水星・海王星、そして
月齢26.7の細い月が加わります。ただし、金星や海王星などは高度が低め
なので、低空まで見渡せる場所じゃないとキツイかも…。

 

   +++++++ 4月 +++++++

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こと座流星群

4月23日

こと座は夏の星座のイメージがありますが、4月も後半になると夜更けの
北東の空高く昇るようになっています。その、こと座に輻射点をもつこと座
流星群が4月23日ごろピークになるとみられてます。あいにく満月過ぎの
月が出ていて条件が良いとはいえませんが…;

おとめ座流星群

4月中

宵の頃、南の空に横たわるおとめ座で目につくのは白色の1等星スピカだけ
ですが、そのスピカの近くに輻射点をもつおとめ座流星群が、数は少ないな
がらも4月中出現を続けています。4月20日の満月頃をのぞけば、暗い状態
で観測できる時間帯があります。

 

   +++++++ 5月 +++++++

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みずかめ座η流星群

5月6日

みずがめ座は、秋の宵の南の空で見やすくなる星座ですが、5月になると
夜明け前の南東天低く姿をあらわしてきます。そのみずがめ座に輻射点を
もつみずがめ座η流星群が5月6日の3時頃、極大になるとみられていま
す。月もなく好条件です。

 

   +++++++ 7月 +++++++

 

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七夕

7月7日

7月7日の宵の頃、織女星『ベガ』と牽牛星『アルタイル』は東の空に昇っ
たばかりなのであまり目立ちません。あいにくこの頃は梅雨の最盛期とい
うこともあって雨や曇りのことも多いので、七夕に二つの星にお目にかかれ
るチャンスはちょっと少ないかも。
七夕の観測はやはり旧七夕に楽しむのが良いのかも。ちなみに、旧七夕
は8月7日です。

みずがめ座δ流星群

7月29日

7月も後半になると全国的に梅雨明け、夏の星空シーズン入りとなります。
夏休みは一年で一番流星のたくさん見られる季節…その先陣をきるのが
この『みずがめ座δ流星群』です。夜半を過ぎると細い月が出てきますが、
それまでは月明かりもなく好条件です。流星数は1時間に10個程度で多
くはありませんが同じ頃に明るい流星の含まれるやぎ座α流星群や、み
ずがめ座流星群の枝分かれした流星群が出現するので案外、たくさん見
れるかも。みずがめ座・やぎ座あたりを注目してください。

 

   +++++++ 8月 +++++++

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ペルセウス座流星群

8月12日

一年中で最も活発な動きを見せてくれる『ペルセウス座流星群』ですが、
この夏は8月12日の午後9時ごろピークになるとの予想がされています。
夕方から夜半ごろに特に注目しなければならないわけですが、生憎月齢
11に近い月明かりがあって条件はあまりよいとはいえません。
東京の場合13日の午前0時56分には月が西へ沈む為、その後は好条件
で観測できそうです。

はくちょう座流星群

8月19日

北西の空明け方2時ごろに緩やかなピークを迎えます。

惑星大集合

8月初旬

8月初旬頃の夕方の西天では、低いながら水星・金星・レグルスや土星
、火星が一列に並んで見えます。すぐ近くを細い月が通り過ぎていきます
ので、これが各惑星の位置をたしかめるのに役立ってくれることでしょう。
できれば、双眼鏡で見るのがオススメです。

 

   +++++++ 9月 +++++++

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中秋の名月

9月14日

9月は15日が満月ですが、この秋の旧暦8月15日の中秋の名月は、
その1日前の14日になります。肉眼ではほとんどまんまるに見えます
が、双眼鏡では少し欠けているのがわかります。
ここ数年…中秋の名月が満月にあたっていないのが寂しいところです
が…今年も素敵な名月に会えるといいですね。

 

 

   +++++++ 10月 +++++++

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ジャコビニ流星群

10月9日

『ジャコビニ流星群』は過去に何度も流星雨を出現させたことで知られて
います。今年のピークは、10月8日20時ごろと予想されていますので、
宵のころの北の空にも注目ですが、上弦のすぎの月が出ています。

オリオン座流星群

10月21日

冬の代表ともいえるオリオン座の北部に輻射点をもつ『オリオン座流星群』
が21日頃ピークになると予想されてます。あいにく下弦の月明かりがあり
条件的にはちょっと気になります。ちなみに、ハレー彗星に関連する流星群
だったりもします。

 

   +++++++ 11月 +++++++

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おうし座流星群

11月上旬

極大は11月上旬頃と予想されていますが、11月いっぱいは数が少なめです
が、ゆるやかな出現を見せてくれそうです。

しし座流星群

11月18日

毎年話題を呼んでいた『しし座流星群』ですが、さすがに出現数もすっかり少
なくなってしまっています。今年は11月17日の18時ごろピークになると予想
予想されています。下弦前の月明かりがあります。

 

   +++++++ 12月 +++++++

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ふたご座流星群

12月14日

ふたご座の片方の星、カストルのあたりから四方八方に飛び出すように見え
る『ふたご座流星群』が14日頃極大になると予想されています。あいにく13
日が満月で明るい月光に妨げられ、いつもの年よりは少なめにしか見えない
かもしれません。

こぐま座流星群

12月22日

こぐま座(北極星をもつ星座)のβ星付近に輻射点のある『こぐま座流星群』
が22日ピークになるとみられています。今年最後の流星群。クリスマス前
に是非観てください。

 

※ ホームズ彗星資料 ⇒ 横浜こども科学館

 

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